入浴は高齢者の楽しみのひとつです。寒さが厳しいこの時期は特に、お風呂で温まると気持ちが良く、快眠にもつながります。
ところが、介助する家族やヘルパー、施設職員にとって、入浴をさせるのは転倒の危険があり、湯あたりもしやすいので、気を使うし体力も要ります。
今回はそんな入浴介助の時に使う介護エプロンを紹介します。さまざまな工夫がされ、負担が大きい入浴介助を少しは快適にしてくれます。
まず、使いたい時にさっとかぶれます。一般的なエプロンは背中でボタンを留めたりひもで縛ります。これは、ワンピースのように頭からかぶります。軽いので、動きやすいです。
防水フィルムは内側に使っているので、介護される人が抱きかかえられた時の冷たさを軽減しています。
軽くて、持ち運びの際にはコンパクトに折りたためます。抗菌、防臭、防かび加工がされ、洗濯機や脱水機の使用も可。乾燥機は80度以下です。
表側はポリエステル、裏側は防水フィルム(ポリウレタン)。サイズはM〜Lと、L〜LLの2種。バナナとピーチの2色。4000円(税別)。(岡田しげひこ・理学療法士)
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